その症状、糖尿病かも?猫が糖尿病になる3つの原因と治療法とは?

猫 糖尿病

 

糖尿病は人間がかかる危険な病気という認識が一般的ですよね。

 

ところが、猫にも糖尿病が確認されており、人間同様に命の危険に繋がるほどの重大な病気です。

 

では、猫の糖尿病は何が原因で発症するのでしょうか?

 

ここでは、猫が糖尿病になる3つの原因と治療法について紹介します。

 

 

猫が糖尿病になるメカニズム

 

猫 糖尿病

 

猫が発症する糖尿病は、「インスリン」と呼ばれるホルモンの働きが鈍ることによって発生します。

 

インスリンは血液中にある血糖(グルコース)を細胞内に取り入れて栄養にするという、生命維持に欠かせない重要な働きをしているのです。

 

インスリンは膵臓で作られて全身に分泌していますが、何かしらの理由によって分泌量が減ると血液中のグルコース量が上昇します。

 

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血液中の血糖値が上昇する状態を「高血糖」といい、長期的にこの状態が続くことで体の様々な場所で異常が起こります。

 

膵臓の機能が破壊されて血糖値が上昇する状態を「T型糖尿病」と呼び、その他の理由を「U型糖尿病」と呼びます。

 

猫の糖尿病はどちらの型もすべての年齢層で起こり得ますが、初老を迎える6歳ごろからはより多くなります。

 

 

猫の糖尿病の症状は気づきにくい?

 

猫 糖尿病

 

猫が糖尿病を患った際には、以下のような症状が見られます。

  • 飲食量が大幅に増える
  • 体重の著しい減少
  • 排泄回数の増加
  • 腹部の腫れ
  • 白内障
  • 嘔吐
  • 元気消失

こうした異常は飼い主が毎日しっかりと猫を観察しておかないと気づきにくいものです。

 

糖尿病はゆっくりと徐々に悪化し、症状に気づきにくいケースがあるのでしっかりと対応をしてあげましょう。

 

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飼い主が一番気づきやすい症状は、排泄回数が増加することでしょう。

 

毎日のトイレ回数を記録するようにしてください。

 

明らかに排泄回数が増加しているようなら獣医に相談してみましょう。

 

 

猫が糖尿病を発症する3つの原因

 

猫 糖尿病

 

猫は人間に比べると、健康的なものを食べているので糖尿病とは無縁のような気がしますよね。

 

では、なぜ糖尿病を発症する猫がいるのでしょうか?

 

原因不明なものも多いのですが、主には以下に挙げるものが考えられています。

 

では、猫が糖尿病を発症する3つの原因について詳しく見ていきましょう。

 

 

1.高齢になると多くの糖分を分解しきれない

 

猫 糖尿病

 

猫に見られる糖尿病は10歳を超えたあたりから多く発症すると言われており、オスが7割、メスが3割という発症比率です。

 

糖尿病になりやすい原因は、高齢により基礎代謝が落ちて栄養過多傾向になるからだと言われています。

 

今までと同じ量の栄養を摂取していると、不必要な糖分が多く血液中に残り、インスリンがフル回転しても吸収できずに自然と血糖値が高くなるのです。

 

どうしてオスのほうが、メスよりも発症率が高いのかは様々な研究が続けられていますが解明はされていません。

 

 

2.早食いが習慣化している

 

猫 糖尿病

 

早食いも糖尿病に関係しているんです!

 

実は早食いが習慣化していると、食事をするたびに多量のインスリンが分泌されるようになります。

 

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インスリンの量が多いと細胞内に取り込むグルコース量が増えるかと思いきや、細胞がインスリンに対して反応を鈍くさせます。

 

反応が鈍くなれば、グルコースの吸収が弱くなるので結果的に血糖値が上昇してしまいます。

 

血糖値が高い状態でさらに早食いを繰り返していけば、少しずつ蓄積された高血糖が糖尿病を発症させてしまうのです

 

 

3.脾臓に異常がある

 

猫 糖尿病

 

インスリンは膵臓という臓器から分泌されています。

 

膵臓に影響を与える薬の投与や、副腎皮質ステロイド、黄体ホルモン、心臓の薬などはインスリンの働きを鈍らせます。

 

一時的な投与ならまだしも、長期間服用を続けると糖尿病になるリスクが高まると言っても良いでしょう。

 

また、膵臓に発生する腫瘍や炎症はインスリンの分泌量を減らしてしまいます。

 

薬で治したとしても、インスリン分泌が急に増えることはなく、少しずつ元の状態に戻るといった具合です。

 

慢性的に膵臓に疾患を抱えているようでしたら、インスリンの量は減ったままになるので糖尿病になるリスクが高まるのです。

 

さらに膵臓の機能が先天的に不全状態であると、当然インスリンの産出ができずに生まれてすぐに糖尿病を患ってしまいます。

 

こうなると生き続けるのは難しく、早ければ1か月、遅くとも1年も満たない程度で死亡してしまうそうです。

 

 

猫の糖尿病を治療する3つの方法

 

猫 糖尿病

 

恐ろしい猫の糖尿病ですが治療法はあるのでしょうか?

 

人間と同じような治療法になるのでしょうが、猫となればやり方などに少し違いがあるようです。

 

猫の糖尿病に有効的な治療方法3つを詳しく見ていきましょう。

 

 

1.食事の質と量を見直す

 

猫 糖尿病

 

糖尿病を患う猫の多くは、初老を超えた高齢猫です。

 

基礎代謝が落ちるので、若い頃と同じ食事をしていると糖分を多く摂取してしまい、発症リスクを高める要因になります。

 

まず、食事の質と量を十分に見直す必要があるでしょう。

 

個人で判断せず、必ず獣医に相談をしてアドバイスをもらいながら、毎日の摂取カロリーや給餌する回数などを細かく決めます。

 

最近は糖尿病の猫に開発された療法食というものがありますので利用するのも良いでしょう。

 

 

2.人工インスリンを投与する

 

猫 糖尿病

 

インスリンの分泌量低下が糖尿病を発症させる基本的な原因です。

 

自然に分泌されないのであれば、人工的に作ったインスリンを投与するという方法が一般的な治療法になります。

 

インスリンの投与は皮下注射ですので、獣医の指示を受けて飼い主が毎日決められた時間に接種しなければいけません。

 

インスリンというホルモンは「量」が非常に大切で、多すぎても少なすぎても重大な病気を引き起こす危険性があります。

 

多すぎると「低血糖発作」を起こして意識を失ったり、嘔吐や痙攣といった症状を起こします。

 

 

「猫のソモギー効果」に注意!

 

人工インスリンの投与をしていると、低血糖症の後にくる反動として高血糖になる状態があり、それを「猫のソモギー効果」と呼んでいます。

 

低血糖の状態から一気に高血糖に変化すると、その過程で幸福な気分を味わうことができるようです。

 

なぜなら、セロトニンの分泌が増えることで、猫が一時的に元気になれるのだとか。

 

この効果を持つ猫は、状態が良い時と悪い時との差が大きいという特徴があります。

 

人工インスリンを投与していて、このような状態を猫が見られたら獣医に相談してください。

 

 

3.定期的な運動で脂肪を減らす

 

猫 糖尿病

 

高齢になると基礎代謝が落ちますが、運動により筋肉量を増やすことで脂肪を減らすようにしましょう。

 

定期的な運動によって、血液中にあるグルコースをエネルギーとして使用するので良い結果が期待できますよ。

 

しかし猫は犬と違って運動が好きじゃない個体もいます。

 

無理に運動をさせるとストレスで血糖値を上昇させてしまうかもしれません。

 

加減には気を付けつつ、工夫をこらして毎日運動させていきましょう。

 

 

まとめ

 

猫の糖尿病が起こる原因や治療法などを紹介しました。

 

糖尿病は、一度発症すると完治が難しいと言われ、飼い主の負担も増えますが継続的に治療を続けていきましょう。

 

人間同様に、加齢や早食いは高血糖の原因となるので、栄養管理にも気を配ってあげなければいけません。

 

そして対策としてはやはりインスリン投与が一般的な治療ですが、運動が重要だということがわかりましたね。

 

飼い主が積極的に遊びに付き合ってあげるようにしてくださいね。

 

また、インスリン投与による「ソモギー効果」が見られたらすぐに動物病院へ行きましょう

引き続き、「猫の飼育方法やしつけ方」を紹介していきます↓




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