猫の出産までの仕組みを知ろう…猫が出産する時の4つの手順とは?

猫 出産

 

室内で飼育している猫であっても避妊手術をしなければ、状況によっては妊娠する可能性があります。

 

本来、動物は子孫を残すために生きているので、人生のメインイベントは妊娠と出産なのかもしれません。

 

では猫の出産ではどんな点に気を付けるべきなのでしょうか?

 

ここでは、猫の妊娠期間や出産するときの4つの手順について紹介します。

 

 

1.猫の妊娠から出産までの期間は?

 

猫 出産

 

猫の妊娠から出産までの期間はおよそ65日ほどと言われています。

 

人間の場合は310日ほどなので、かなり短い妊娠期間ですね。

 

その間に出産やその後の準備に早めに取り掛からなければいけません。

 

猫の出産にかかる時間は4〜40時間ほどとかなり個体差があるので、猫によっては「ちょっと遅いな。」と不安に感じることがあるかもしれません。

 

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もしものために、動物病院に連絡をしておき、いつでも診てもらえる状態にしておくと良いでしょう。

 

 

2.猫が「多胎妊娠」する仕組み

 

猫 出産

 

猫は「多胎動物」なので、一度に複数の子猫を出産するために分娩の時間が長くなってしまうのです。

 

さらに、発情期の際に何度交尾したかによって産まれてくる子猫の数が変わります。

 

人間の妊娠では基本的に1つの卵子に1つの精子しか受精しないので、猫の妊娠とは仕組みが違います。

 

つまり、発情期に2回、3回と複数回の交尾をすると産まれる子猫の数も3匹、4匹と増えていくのです。

 

 

3.猫が出産するときの4つの手順

 

猫 出産

 

人間もそうですが、猫に出産の兆候が見られたら順を追って進める必要があります。

 

しかし、飼い主はあまり手を出さないほうがいいということを覚えておいてください。

 

猫は出産を経験していなくても生まれながらの本能でどんな行動を取るべきかわかっています。

 

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飼い主は猫の出産を見守ってあげてください。

 

無理に手伝おうとすると、母猫は神経質になっているので攻撃的になる場合が多いです。

 

では、猫が出産するときの4つの手順について詳しく見ていきましょう。

 

 

@出産の兆候が起きる「陣痛期」

 

猫 出産

 

最初は人間と同じく陣痛期を迎えます。

 

しかし、猫は痛そうな仕草をあまり見せませんが、「股付近のグルーミングが増えた」「転げまわるようになった」「荒い呼吸になった」などの行動を見せるようになります。

 

場合によっては苦しそうな鳴き声を出してくる猫もいるようです。

 

陣痛期はおおよそ1〜90分ほど続きますが、60分を過ぎる場合には難産になるおそれがあるので獣医に連絡しておきましょう。

 

陣痛期の母猫は平熱の38度から2度ほど下がると言われており、膣からは卵白のようなドロドロとした液体が出てきます。

 

この液体が白色であれば特に問題はありませんが、茶色や深緑色をしていた場合は何らかの異常があります。

 

こういった粘液の場合は流産や細菌感染が疑われるので獣医師の診察が必要でしょう。

 

しかし、第一子が誕生した後の緑かかった粘液は正常の範囲内です。

 

 

A子猫が産道を通過する「開口期」

 

猫 出産

 

子猫を膣から外に産出するために子宮が収縮するのですが、その際に膣付近でいったん動きが止まる状態を開口期といいます。

 

動きが止まった時に子猫を包んでいる羊膜が自動的に破けます。

 

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破けなかった場合は母猫が舐めとって破きます。

 

羊膜が破けると、母猫は羊水や子猫を舐め始めます。

 

もし羊膜が破けた中に大量の血が混じっていたら危険な状態ですので獣医の診察が必要となります。

 

 

B子猫を全て出産する「出期」

 

猫 出産

 

開口期に膣付近で止まっていた子猫が、膣から完全に出て娩出される時期を出期といいます。

 

20分ほどの間隔で次々と出産し、2時間ほどで5匹程度を産みます。

 

母猫は子猫の鼻先を舐めるなどして呼吸を促したり、へその緒を自分で噛み切るなど、慣れた手つきで行動します。

 

ところが、猫によってはへその尾を切らなかったり、呼吸を促さなかったりするので、そのときは飼い主がそっと援助してあげましょう。

 

猫は野生の本能によって、この先生きていける力がないと判断した子猫に対しては冷たい態度を取ると言われます。

 

生存競争が激しい野生の猫ならではの知恵が備わっているのですね。

 

 

C胎盤が娩出される「後産期」

 

猫 出産

 

後産期というのは、後産(あとざん:胎盤の意味)が産道から娩出される時期を指します。

 

外に出てくる胎盤組織は栄養満点なので母猫が食べてしまうことが多いです。

 

胎盤を母猫が食べることによって、健康被害が報告された例はありませんので大丈夫です。

 

産まれてきた子猫と、娩出された胎盤の数は基本的に一致しています。

 

もし数が合わなければ、母体内に胎盤が残留しているもしれません。

 

放置しておくと細菌感染症を引き起こす恐れがありますので獣医に相談してください。

 

 

まとめ

 

ここでは、猫の出産について見ていきました。

 

多胎動物ですので分娩時間が長くなってしまいますが、飼い主は万が一のことを考えて注意深く見守る必要があるでしょう。

 

心配でついつい猫の出産に手を出してしまいたくなりますが、母猫が攻撃をしてくるかもしれないので辛抱強く待つしかありません。

 

母猫が手順通りに出産を進めているなら、きっと大丈夫です

 

あとは子猫が無事に生まれて、その後に必要な処置を母猫がやらなかった場合などはそっと手を貸してあげるといいでしょう。

引き続き、「猫の飼育方法やしつけ方」を紹介していきます↓




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